TANABEは「ライフコスト」を重要視いたします。

ライフコストとは、「(導入コスト+電力コスト+整備コスト)/耐用年数」の総称です。 導入・電力・整備コストは少なく、耐用年数は長く。低コスト・ロングライフ、「長く使っていただく」ために、TASKシリーズは省電力性、耐久性、整備性を高次元で融合させました。

少ない総消費電力で、多くの圧縮空気を

ライフコストの過半数を占める電力コスト。その削減にむけて、TANABEはIPMモータを含めた最新のテクノロジーで答えます。また空気を圧縮する目的以外の電力にも着目。ファンの消費電力も含めた、総消費電力を業界最小レベルにまで抑えました。

IPMモータ+制御システム

世界最高水準の効率性を誇る内部磁石埋込型(Interior Permanent Magnet)モータ(18.5kW~110kW)を採用。さらに使用空気量 に応じた最適な制御をおこなうことで、従来の標準機と比較して約 21%(※下図参照)の省エネを達成しました。

IPM=実用モータでは世界最高効率!

IPMモータはロータに電流を流すためのコイルが存在しないため、発熱量は従来モータの1/2です。今までロスしていた、その熱エネルギーが省エネになりま す。また発熱量の減少はベアリングの高寿命化にもつながり、推奨ベアリング交換サイクル(※1)が3倍へと伸長しました。

※1 20,000時間 → 60,000時間

空気を読む制御 - TASK Power Control

吸込絞り弁制御(※1)が主流だったスクリューコンプレッサ黎明期から、TASKはロード/アンロード制御(※2)を採用してまいりました。 効率性の高い制御方法を突き詰めた結果がTPC(TASK Power Control)です。

使用空気量の18%〜100%までを可変速運転、0〜18%までは最適効率回転におけるロード/アンロード運転、さらに一定時間空気を消費しない場合はモータを自 動停止。圧力降下時には自動的にモータを起動します。緻密で高度な制御を行い、負荷に対して常に必要最小限の電力となるようIPMモータを駆動します。

※1 吸入弁開度で吸入圧を変化させ空気量を0〜100%にて調整。 無負荷時電力は定格の70%程度。

※2 弁の開閉・減圧で0または100%に空気量を調整。 無負荷時電力は定格の25〜30%。

TASKシリーズは使う人の事を考えたシンプル設計。構成部品が少ないので、故障原因の特定が容易。交換自体も
非常に簡単。田邊の技術力の結晶です。

イージーメンテナンス

5.5〜22kW機にコンパクトさと整備性を高い次元で両立させた一体型モジュールを採用。フィルタ類を圧縮機本体と一体化。配管長を短縮し圧力損失を軽減することで効率が上がり、省エネにつながります。また、消耗部品レイアウトの集中化によって整備がしやすくなりました。小型化したボディによって設置場所の選択肢が大幅に広がります。

機器レイアウトに余裕を持たせ、整備性を考慮したユニット設計のため、吸入 フィルタ・パトローネ(オイルセパレータカートリッジ)・オイルフィルタにオ イルを含めた消耗品4点が容易に交換可能。メンテナンス時間の削減は、環境負 荷の軽減につながります。

エアエンドに異物が混入するのを防ぎ、オイルの汚れを防ぐための吸入フィルタです。通常、推奨交換頻度は稼働2,000時間ごとです。

空気と潤滑油を混合した状態で圧縮後、空気のみを分離するセパレータです。通常、推奨交換頻度は稼働6,000時間ごとです。

オイルを常に清潔に保ち、エアエンドに異物が混入するのを防ぐオイルフィルタです。通常、推奨交換頻度は稼働6,000時間ごとです。

一般的なスクリューコンプレッサ寿命は10年と考えられています。TASKにとっての10歳、それは例えて言えば
人間の青年期。適切なメンテナンスを行えば、まだまだ長く使って頂けます。

余裕の 〜1.42(1.37)MPa昇圧

高い技術力を持ち、質実剛健なモノづくりで知られるドイツ。コンプレッサの心臓部であるエアエンド(圧縮機本体)はそのドイツのノウハウが存分に詰まっています。

極限に近い気密性を持つ高性能ツインロータは、1段圧縮で1.42MPa(※1)までスムーズに昇圧可能。0.69/0.98MPa仕様機でもその気密性は変わらず、より高 い耐久性へと昇華されています。

※1 一部はMAX:1.37MPaまで昇圧可能

TASK/TASK-IP要目表